YUKI(ATELIER24PAIRS)の活動記録とか日々のつぶやき
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夏にもボビンレースを

今朝はちょっと涼しくて、ホッとひと息。
あっという間に6月は過ぎ去り、7月ももう下旬。
いろいろな出会いに恵まれてバタバタ過ごしておりました。

夏といえば透け感のあるレースの使われたファッション、
いいなーと思うのですが、自分で織ったものとなると…
汗が気になって肌に直接は避けたくもある
酷暑で湿気むんむんな日本の夏。

ご縁があって沈殿藍で染める藍染めを
させていただける機会があって、初心者の頃のあれこれを
試しに染めてみたら、藍って加熱しないでも染まるし
本当に簡単に綺麗に染まってビックリ!
夏にちょうど良い雰囲気の藍色に染まりました。
じゃぶじゃぶ洗っても大丈夫だったし、
ほどよいブルーに染まったし汗をかいても気にしないで済みそう。
夏にもボビンレースを_f0108001_08024750.jpeg
↑これは麻糸で織った小ぶりのストールで
もう型紙もテクニック図もどこかへ行ってしまって
どなたのデザインか不明なもの。
そのまま織るのがつまらなくて、好みのブルー系のビーズを
スカラップ部分にあしらっていたのですが
それがちょうど藍の色と近くて
まるで20年近く後にこうなるためだったかのようで。
色的に使いづらく仕舞い込んでいましたが、
これからは折々で活躍しそうです。

タートルネックの半袖やノースリーブのトップスや、
picみたいにつけ襟風にあしらうかんじでなら安心♡
夏にもボビンレースを_f0108001_07422485.jpeg
DMCコットンパール刺繍糸8番用にデザインした
つけ襟風ネックレスを
今月、リピーターのTさまが仕上げられたのでパチリ☆

彼女はエクリュをチョイスなさって、
それがちょうど肌なじみが良くお似合いでした!
うれしい♡

最近はボビンレース+α系のことをいくつか考えねばならず
あーでもないこーでもないと素材ジプシーをしています。
締切ギリギリまで粘ってみようと思うけれど
さてさて、うまくいきますように☆

# by lacecafe | 2023-07-23 08:25 | ボビンレース

『いととわボビンレース企画室』と命名してみました☆

コロナ禍も抜けつつある今日この頃

4月末には日本ヴォーグ社さんからのお声がけで
日本ホビーショーでボビンレース体験WSを、

6月初旬にはアンティークレースのコレクションや
著書を出されるなどご活躍の市川先生からリクエストいただき
DMCディアマントグランデでつくるボビンレースのリングの
WSを開催予定だったりと
※受付はInstagramのDMのみとさせていただいています
『いととわボビンレース企画室』と命名してみました☆_f0108001_13575269.jpeg
初めましての皆さまとの出会いが増えてきました🍀

ボビンレースは海外の愛好家の皆さまが多くいらっしゃる手芸なこともあって、もっぱらアルファベット表記ベースで活動名やパターン名などネーミングを考えてきましたが、

ITO-TOWA style

日本で活動する上で伝わりやすいネーミングがあった方が、
関係者の皆さまも呼びやすいだろうなとは、
ずーっと気になっておりました。

が、なかなか良いネーミングが降ってこず…

で、やっと、わたしってこんなかんじ、というのが
降ってきました😊

『いととわボビンレース企画室』

糸で永遠に好きなもの、和、輪…など
さまざまなコンセプトを込めた『ITO-TOWA』

ITO-TOWA styleのボビンレースを企画運営する際の
ATELIER24PAIRSの部門名です。

※現状「ひとりアトリエ/ひとり企画室」なのですが一応🤣

で、私は、いととわボビンレース企画室の案内役
というかんじで😉ボビンレースに親しまれる皆さまを
ナビゲートできればいいなぁと思います。

引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。


# by lacecafe | 2023-05-21 14:00 | ボビンレース

『ITO-TOWA』はプロジェクト

ボビンレースのワークショップをお引き受けして以来ここ数年
その時々の流れやご縁に沿って活動してきて
コロナ禍でヒヤヒヤする暮らしも出口にさしかかり
ホッとひと息ついています。

あまりじっくりと考える余裕もなくて
なんだかしっくりこないままにしていたことが
やっと今日、スッキリ。

伝統的なボビンレース+α
『ITO-TOWA』はプロジェクト_f0108001_17270914.jpeg
↑シャンティーレースの技法で
薔薇だけ織れればいいなと考えて
チュール地を省略すべくブレスレット仕立てに。

なことを提案することが増えてきたときに
そういったものを伝統的なレースとは分けて
デザインレーベルということで

ITO-TOWA

というレーベルで括って提案しようと思って
そのままにしていたのですが

私にとって『ITO-TOWA』はレーベル名ではなく
私のボビンレース活動におけるプロジェクト名(!)

ボビンレースでITO-TOWAなことをする
プロジェクト。

だと今ごろになって整理がつきました。

糸で永遠に好きなもの
糸とは…
我…
そこからイメージすること
大切にしたいこと…

『ボビンレースプロジェクトITO-TOWA』

ワークショップ開催したり
いろいろなデザインを考えたりスタイル提案したり。

ITO-TOWA bobbin lace workshop
いととわボビンレースワークショップ
ITO-TOWA bobbin lace styles
いととわボビンレース会
ITO-TOWA style
ITO-TOWA bobbin lace

ITO-TOWAなコンセプトで括るとスッキリ!

肩書きもなんだかスッキリしたものが思いつかず
ずっと困っていたのですが
ボビンレースの愉しみのナビゲーターというのが
自分にはちょうど良いとも気づきました。

ボビンレースをなさる方々が行きたい方向へ
アドバイスしたりアシストしたり。
自分自身も何か新しいことや面白いことを考えて
地図の無い道を進んでいくのでしょうし。
ナビゲーターが、ちょうどいいかんじ。
『ITO-TOWA』はプロジェクト_f0108001_17272482.jpeg
リアルの薔薇も美しい季節ですネ。
引き続きがんばります。

# by lacecafe | 2023-05-08 17:38 | ボビンレース

ボビンレースWS@日本ホビーショーご参加有難うございました

爽やかな5月の空気に、ホッとひと息ついています。
先月、4/28(金)日本ホビーショーでのボビンレース体験WS
久しぶりに初めましての皆さまとご一緒させていただき、
とても楽しくあっという間に3回が終了🍀
ボビンレースWS@日本ホビーショーご参加有難うございました_f0108001_14454689.jpeg
日本ヴォーグ社の皆さまには細かいアシストまでしていただき
本当に助かりました😭ありがとうございました❣️
↑picは日本ヴォーグ社さんのマスコット、あげものちゃんとパチリ
ボビンレースWS@日本ホビーショーご参加有難うございました_f0108001_14465819.jpeg
ボビンレースWS@日本ホビーショーご参加有難うございました_f0108001_14462891.jpeg
おつけした栞に印刷されているレースや
↑pic右側のアンティークレースの地織り部分には、
今回トライしていただいた四つ組みのテクニックが使われていることを間近に見聞きしていただくなど、単に体験するだけではなくボビンレースの素晴らしさや歴史も感じていただければと企画してみました。

企画を思いついた後も
単に四つ組みだとさびしいから、と、
あれこれ考えているうちに、
ビーズのお花のデザインが降ってきたりと、
今回ホビーショーにお声がけいただいたことで
私自身もいろいろ勉強になったりも。

皆さまにボビンレースを好きになっていただけていましたら幸いです☺️

現在、今後の展開を組み立て中です。
ご参加いただいた方で今後のお知らせをご希望の皆さまには
来週以降にご連絡させていただきますネ。

会場では合間をぬってあれこれgetしたり、
立ち寄ってくださった皆さまとお話できたり、
やっとコロナ禍から抜けた感に、しみじみもいたしました。
本当に私、人に恵まれていて🍀
今後も一層がんばってまいります😊


# by lacecafe | 2023-05-04 15:00 | ボビンレース

「型があるから、自由に遊べる」ボビンレース

コロナ禍対応で、師匠のレッスンもずーっと自粛しておりましたが、もう大丈夫よね🍀と3年ぶりに(うるうる)

バンシュレースをモリモリに何枚かと
必要に迫られてパリレースも何枚か持ち込み頑張り中。
「型があるから、自由に遊べる」ボビンレース_f0108001_11542812.jpeg
↑ パリレースの製図を復習中。蛍光マーカーのフリクションペン💕製図に便利でうれしい😆Drafting a petit Paris lace pattern for brushup after years of separation, in reference to Irma-san’s pattern.

バンシュやパリなどのボビンレースは
もともとはアンティークレースの再現パターンがメインで
さまざまなお手本を参考にすれば、
ある程度のオリジナルの製図もできなくはないけれど、

デザイン優先でいくとお手本の範囲では収まりきらず🤣
これってアウト?OK?という微妙な判断が必要になってくるので、そうなると第一人者の師匠じゃないと適切かどうかジャッジはできない世界だなーとしみじみ思います。

そこが崩れると、何がどうバンシュなのかパリなのか、
非常に気持ち悪い製図が派生していきそうだとも。

※私自身、伝統的なレースをWS用に簡単にアレンジしたパターンなどもリリースしていますが、あまりにかけ離れている場合は、
練習用パターンとか、それ気分、とか、それっぽいとか、それ風なレース、といったタイトルをつけて区別するように心がけています

それはバンシュやパリに限らず、
伝統的なボビンレースの製図についてはたぶん、すべてに言えることで、
各分野のアンティークレースや製図に長年携わってきたパイオニア(昔はテクニック図なんて無くて、口伝だったり型紙しかなかったところからスタートされてきたんですよね)の先生方にご指導いただけるのは本当に有難いこと。

逆に、私が好きにしているコヨリボンやコットンパール刺繍糸とかの伝統からそれたボビンレースについては、自分の責任でデザインに向き合ってお出ししています🍀

とはいえ、それらも伝統的なボビンレースの技法をベースに、伝統的な技法では解決できない点について自分のアイデアやデザインで解決するというアプローチをしています。

型があるからこそ、自由に遊べる

私にとってボビンレースは、
そういうものだったりします。

それも、その伝統や型が継承し守られてきたからで、
そういった営みへのリスペクトは常に胸の中にあります☺️

もちろん、ボビンレースの技法を利用したモダンアートとか、
ボビンを使って製作する全く独自の製図法によるレース作品とかは、伝統的なボビンレースとは全くの別分類ですし、伝統に忠実に、とか、型とかは無視でOKだと思っています。

で、パリは、製図自体が気がつけば数年ぶりで😱
まー細かいことを気にするとお約束ごとのグレーゾーンがいろいろあって心許なくて、小さなパターンでポイントを復習しようと思い、それ用の下絵段階がpicの状態🌼

大まかな輪郭を以前は黄色の色鉛筆で描いていたのですが、描き直すときにキレイに消えなかったりで使い勝手的に微妙だったんですけれど、

今はコンビニでもフリクションタイプの蛍光ペンが買える時代なんですね😭
ピンクの蛍光ペン、今回初めて使ってみたけどいいかんじ😍

やること諸々山積なんですけれど🤣製図はやっぱり楽しくて💕ついついそっちに手を伸ばしがち…

さてさてどうなりますか。


# by lacecafe | 2023-04-06 11:56 | ボビンレース